こんにちは、よかよです。
40代は仕事や子育て、それに親の介護など色々と大変な時期でつい頑張り過ぎてしまう方って多いと思います。そんな中でも、なんとかうまくやっていける人とそうでない人といると思います。
うまくやれない人は、自分を追い込んでしまうタイプなんじゃないでしょうか。働き過ぎて心身に不調を感じるようになったとか、対人関係のストレスから仕事を辞めてしまったとかもよく聞く話です。
実は、その自分を追い込む傾向は子供の頃に身につけてしまったものなのかもしれません。
追い込む自分をゆるめていくことで頑張り過ぎる自分を手放しませんか。
自分に無理をさせるインナーペアレント
最近、しんどいな。辛いな。そう感じたら一旦立ち止まって自分の感じていることをしっかりと抱きしめてあげましょう。自分の発している心の声を無視せずに抱きしめてあげる。
間違っても、「大丈夫だ、やればできる」なんて自分を言い聞かせない方がいいですよ。「大丈夫、やればできる」は、本当にあなたの声なのでしょうか。あなたの本心なのでしょうか。それは、子供時代に親から言い聞かされた言葉ではありませんか。
親に代わってしんどいあなたを今も心の中で応援しているインナーペアレント。本当は休みたいのに休ませてくれない存在となってあなたの心の中にいるのかもしれません。
疲れている時には、「疲れているんだね、こんなに頑張っているんだから何もかも嫌になるよね。休んでいいんだよ。」と自分の心の声を素直に受け入れて自分をねぎらってあげてください。
インナーペアレントをゆるめていく
インナーペアレントは長いあいだ一緒に過ごしてきた存在です。そう簡単には消えてくれません。若い頃は試験勉強や出世のために良い役割を果たしてくれたと思います。
しかし、40代となった今はどうでしょうか。「大丈夫、やればできる」でこの先もやっていけますか。
私のインナーペアレントは、
- やればできる
- 男なんだからやらないといけない
- 完璧にやらないといけない
- 我慢しろ
こういった事を言ってきました。
そのために疲れていても男だから気合いで乗り切る。辛くても我慢してやり切っていました。しかし、そんな事を続けているうちにメンタルに不調をきたしてしまったのです。
わたしはこの先50代、60代で「大丈夫、やればできる」でやっていく自信がないことを認めました。インナーペアレントよりも自分の本心に耳を傾けるように意識を変えました。それからは、疲れに気づいた時には早めに休むようにしたり、大きくため息をついて疲れている自分を認めるようにしています。
そして、
- 今日も頑張ったね。
- 疲れているんだね。休んでいいんだよ。
- 我慢する必要はないんだよ。不満があったら言っていいんだよ。
といった声かけをして自分が感じている事を素直に認めるようにしています。自分の声を大切にしていくことでインナーペアレントの存在は薄くなり、無理をして疲れるということが随分と少なくなっています。
あなたの中にもインナーペアレントはいます。〇〇するべきとか、〇〇しなければならないといった声が聞こえたらこれは自分の本当の欲求なんだろうかと疑ってみてください。
30代後半までインナーペアレントの存在に気づかず自分を追い込むように生きてきた。40代からは自分の声を大切に自分らしく生きたいな。